Q53:1通の遺言書に全て書かないと駄目ですか?


A53

一つの遺言書に全ての内容を網羅する必要はありませんので、遺言書は、何通作成しても一向に構いません。

 

例えば・・・

今日は、自宅不動産について記載した遺言書を作ろう。

明日は、昨日とはまた別に、株の承継先について書こう。

明後日は、預貯金の配分方法について考えよう・・・。

 

こんな極端なケースでも、それぞれの遺言書が法的要件さえ満たしていれば、全く問題ありません。すべて1通の遺言書に網羅しようとするから、ハードルが高くになり、なかなか書くことができないのです。

 

まずは、自分で決めたことから順々に書いていく、そんなことからでも始めてみるのはいかがでしょうか・・・。

 

なお、すべての財産について遺言内容がすべて固まった段階においては、最終的にそれらの意向をすべて網羅した1つの公正証書遺言を作成することをお勧めします。