お子様のいらっしゃらない方の不動産の相続手続き


<会計事務所様からのご依頼>

被相続人にお子様はなく、お持ちの不動産はワンルームマンション1室でした。

 

まずは相続人調査から始まりました。

 

被相続人ご本人の出生から亡くなるまでの戸籍を取り寄せ、お子様のない事が確定。

 

被相続人のご両親がご存命であればご両親が相続人となりますが、ご両親もお亡くなりになっているため、ご兄弟の確定を行うためにご両親の出生から亡くなるまでの戸籍すべてを集めます。

 

ご兄弟の皆様がご存命であれば、同率で法定相続のお手続きが可能となりますが、すでにお亡くなりになっていらっしゃるご兄弟も多く、そのお子様へ相続権が移っており、最終的には相続人の総数は18名となりました。

 

戸籍を集める中で稀にある事なのですが、戦時中の空襲で戸籍が焼失してしまっており、必要な戸籍を集めきれない場合があります。

 

今回の場合も一部焼失しているケースがあり、この場合は上申書を作成して対応します。

 

今回の相続手続きに関係する方の戸籍収集だけでも約4ケ月かかりました。

 

必要書類が集まり、遺産分割協議で法務局に申請、登記が完了するまでに半年近くの年月を要しました。

 

お子様のいらっしゃらない方は、事前に遺言の形で不動産の処分方法をご指示頂いていると、残された親族の皆様も助かる事とと思います。